イタリア代表のユニフォームと言えば、現在では2004年から続く現サプライヤーPumaのイメージが圧倒的に強い。
イタリアはこれまでにadidas、le coq sportif、Nike、Kappaなど様々なメーカーとコンビを組み、そして幾つもの素晴らしいユニフォームが登場した。
今回ご紹介するDiadora時代のユニフォームもまた、ワールドカップの記憶とともに印象深い一着である。
Italy 1994 Diadora Away
1994年アメリカW杯でのユニフォームとして記憶されている1994モデル。アウェイはホワイトを基調にブルーの差し色が映えるデザインだった。当時のイタリアサッカー連盟(FIGC)の方針で、シャツにサプライヤーロゴは付かない。
94W杯のグループステージは苦戦の連続。3位ながら辛うじて決勝トーナメント進出を決める状況に、母国のメディアやファンは批判を強める。エースとしての期待が高かったロベルト・バッジョにも辛辣な言葉が投げつけられた。