――改めてになりますが、今年4月に浦和レッズへ加入した理由を教えてください。

ヨーロッパの選手、そしてデンマーク人があまりいない国でトライをしたい、経験を積みたい、探検したいという気持ちがありました。

そうしたなかでオファーをいただいたのが、アジアNo.1のクラブだと思っている浦和レッズでした。

このクラブでプレーできる。また、美しい日本という国で生活できる。それらのすべての要素が自分にとっては良すぎる条件でした。

――外から見たJリーグと、実際にプレーしてみて感じたJリーグ、それぞれの印象はどうでしょう?

Jリーグは非常にレベルの高いリーグだという印象を持っています。良い選手がたくさんいて、毎試合自分たちが高いレベルのプレーをしないと勝つことができません。

日本に来る前はあまりJリーグを観ていなかったのですが、実際にこちらで経験すれば、誰しもが驚くほど選手もチームもレベルが高いと思います。

――ユンカー選手は非常に早くJリーグにフィットし、5月には月間最優秀選手に輝きました。早くフィットできた理由は?

選手として、新しい国、新しいクラブへ移籍することは難しいことです。すぐ順応できたのは嬉しいことですね。

それができた理由は、クラブやチームメイトのサポートがあったからだと思います。サッカーに集中できる環境を作ってもらったからこそできたことです。非常に良かったです。

――リカルド・ロドリゲス監督からは普段どんなことを言われていますか?

監督ははっきりとしたプレースタイルを持っています。全員にハードワークを求めていて、たとえばFWにもディフェンスを求めます。そういったところにも集中して取り組んでいますし、日に日にチームとして良くなっていると感じています。

新たに獲得した選手たちもピッチでポテンシャルを見せることができていますし、浦和レッズの本来の姿である「ビッグクラブ」というものを見せられるようになってきたのかなと思います。