ストライカーとして大事にしているもの

――ユンカー選手は子供の頃からずっとストライカーだったのですか?

はい。小さい頃からストライカーです。

父親もサッカーをプレーしていて、彼もストライカーでした。もう血液の中に流れているものだと思います(笑)。

――準備の動作など、ストライカーらしい動きがすごく上手いと感じます。どのようにしてそういった感覚を磨いてきたのですか?

そうですね。準備の部分はストライカーにとって非常に大事だと思います。

ストライカーは賢く(=クレバー)なければなりません。そしてその賢さは、経験から来るものです。これまで様々なタイプの良い指導者と出会い、それぞれから色々なものを学びました。そのたくさんのピースを、試合中にうまくはめるような感覚でプレーしています。

昨年も本当に良い指導者に出会って(※おそらく所属していたノルウェー1部のボードー/グリムトにて)、おかげでよりクレバーなプレーができるようになりました。

――スピードのあるユンカー選手は、裏への抜け出しなどでシュートまで時間があることも少なくありません。そういった時、どんな思考でシュートを選択していますか?

あまり考えすぎないようにしていて、本能を大事にしています。

もちろん、GKのポジションが大きくズレているのが見えたらそこを狙うこともあります。しかし、最後の瞬間の判断としては基本的に「この状況であればGKがどこにいるのだろう」ということを先に頭に入れておき、空いているところを狙うようにしています。

――左利きのストライカーはアイデアのある選手が多いように感じます。参考にしていた選手などはいますか?

左利きだからということではないのですが、元オランダ代表のロビン・ファン・ペルシーはとても好きでよく見ていました。

ロビン・ファン・ペルシー

ヘディングもできればテクニックもある、本当に何でもできるストライカーでした。左足はもちろん、右足も使えて、さらにアシストもできる。彼のプレーはよく見ていましたね。

――そんなストライカーにとって、パスの出し手となる選手の存在は重要です。

私は狭いスペース、もしくは背後に抜ける動きをするので、その走りや動きが見えるパサーは重要です。そこを分かってもらえる選手との関係性は大事にしています。

――浦和には江坂任選手や小泉佳穂選手といった優れたパサーがいますね。

コンビネーションはこれからもどんどん良くなっていくと思いますし、それが相手にとって危険なプレーにつながります。