明本 考浩

所属クラブ:浦和レッズ
選出理由:「”指揮官の申し子”が感じさせる無限の可能性」

本職はサイドアタッカーだが、フォワード(2トップの一角またはワントップ)やトップ下、サイドバックでも機能するリーグ屈指のマルチロール。どのポジションで起用されてもソツなく、クオリティの高い仕事をこなすサッカーIQの高さが売りだ。

上記に加えて走力と自己犠牲の精神も兼ね備えており、一人ひとりにハードワークを求めるリカルド・ロドリゲス監督の眼鏡にかなう“申し子”でもある。指導力に定評のあるスペイン人指揮官のもとで更なるレベルアップを実現できれば、日本代表入りの可能性も十分あり得るだろう。

チームのためにハードワークできる献身性と複数ポジションに対応できる万能性という特長は、どの監督でも重宝するもの。現在の日本代表で採用されている4-3-3で考えれば、「左ウイング」「センターフォワード」「左サイドバック」の3ポジションに対応可能であり、能力値の高さを踏まえると「インサイドハーフ」でも問題なくプレーできるだろう。

同じタイプとしてはスコットランドで大活躍中の旗手怜央(セルティック)がおり、激しい競争が予想されるが、果たしてどうなるか。