スポーツ界にも大きな影響を与えているロシアによるウクライナへの軍事侵攻。
ロシアの大富豪であるチェルシーのオーナー、ロマン・アブラモヴィッチ氏への制裁も示唆されており、同氏はすでにクラブの管理・運営から手を引いている。
同氏はロシアとウクライナの和平交渉に助力しているとも伝えられているが、チェルシーを売却する可能性が出てきたようだ。
『Telegraph』によれば、少なくとも3者がクラブ買収に興味を示しており、今週中にオファーが送られる見込みだという。
チェルシーは売却はしないとの姿勢を示しているが、アブラモヴィッチ氏にはほとんど選択肢がないと見られている。
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アブラモヴィッチ氏は2019年にアメリカの投資家トッド・ボーリー氏からクラブ買収の巨額オファーを受けるも、30億ポンド(4592億円)の評価額に満たないとして、当時は拒否していた。
チェルシーはアブラモヴィッチ氏に15.1億ポンド(2311億円)の借金をしている形だが、同氏はこの返済を求めるかもしれないとのこと。