前編に引き続き、「ロマン・アブラモヴィッチがオーナーに就任して以降に行われた補強ベスト10」をご紹介しよう(順位、名前、当時の年齢、前所属、移籍金、の順番)。


5位 リカルド・カルヴァーリョ (26歳、ポルト、1980万ポンド)

第一次ジョゼ・モウリーニョ政権下で最初に獲得した選手の1人であるカルヴァーリョ。彼はモウリーニョがぽるとで2004年にチャンピオンズリーグを制覇した際のセンターバックであり、モウリーニョがチェルシーの指揮官となる場合に一緒に加わる事を望んだ選手であった。カルヴァーリョはキャプテンのジョン・テリーと強固なコンビであった。2004-05シーズンにチェルシーがプレミアリーグを50年ぶりに制覇した際、チェルシーの強固な守備陣が支えていたと言えるだろう。カルヴァーリョはチェルシーの成功の中で引き続き大きな役割を担っていた。彼が大きな見出しを飾ることはなかったが、非常に重要な存在であったのは言うまでもない。カルヴァーリョはその後2010年にジョゼ・モウリーニョが指揮官となったレアル・マドリーへと移籍する。チェルシーはこのポルトガル人DFの代役を見つけるのに非常に苦労しており、ブルースにとって彼がどれほど変えがたい存在だったことを示している。

【チェルシー通算】 210試合出場 11ゴール (Wikipediaより)