2位 アシュリー・コール (25歳、アーセナル、500万ポンド+ギャラス)

モウリーニョが着任した頃からモウリーニョが長く獲得を望んでたイングランド代表の左サイドバックであるコール。2006年ついにスタンフォード・ブリッジへの移籍を決断するとすぐさまブルースの左サイドバックに落ち着いた。コールはほぼ間違いなく世界最高の左サイドバックとなり、彼のチェルシーでのパフォーマンスは傑出し続けていると言って良いだろう。しかし、チェルシーでのコールの成功はすぐにはやって来ず、2010年のプレミアリーグ制覇まで待つことになる。また2011-12シーズンのチャンピオンズリーグの勝利においては非常に大きな働きを魅せた。決勝では集中した守備と時折みせる攻撃参加で左サイドを制圧。「これぞ世界最高の左サイドバック」というプレーを随所に披露した。コールは今もなおチェルシーでプレーしているが、残念ながら彼の後継者はすぐには見つからないだろう。その貢献度と存在感を鑑みれば、誰が加入したとしてコールの後継者となることは難しいと考えるべきだ。

【チェルシー通算】 312試合出場 7ゴール (Wikipediaより)