――昨年12月の第1回大会を開催した際はどのような声がありましたか?

今までであれば実現できなかったであろうチームとの対戦が実現できたこと。しかも、大会ということでやはり普通の練習試合よりも緊張感があります。

リアルに新たなカップ戦形式の大会を開催すること。まずはそれ自体に意味があったかなと勝手ながら思っています。

もう一つは、アプリでクラブトークンを購入している方たちに対して、コミュニティで盛り上がったり、試合の配信をしてクラブトークンを持っている方たちに予想を楽しんでいただく。そんな参加型の企画をすることで、“週末の楽しさ”というのは打ち出せたのではないかと思います。

課題としては、準備期間が少し短ったので、既存のユーザーの方たちにはある程度楽しんでいただけたのですがそれ以外の方たちの認知や告知が課題として出ました。今回はそのあたりも考えながら色々と企画を進めています。

――「FiNANCiE杯」は優勝トロフィーがNFT(非代替性トークン)として贈呈されることでも話題です。なぜNFTでトロフィーを作ることになったのでしょうか?

今までこうしたことを聞いたことがなかったので、この取り組み自体が新しいことだと思います。

やはり優勝したことは記念になりますし、今後のチームのストーリーの一つになっていくと思うんです。それを、デジタルでこのようにNFTとして表現することは相性が良いのではないかと考えました。

実際に相性が良いのかどうかは将来のことになりますが、まずはやってみることが大事だと。いずれそれが証明されると嬉しいです。

――第1回大会の優勝トロフィーが今週公開されました。どんなイメージでデザインされたのですか?

トロフィーというのはもちろんのこと、カップの下の部分に鎌倉インテルさんのロゴデザインを拝借しています。優勝チームを想起させるデザインにしました。

第1回はこういったデザインでしたが、今後はデザインのアップデートも計画しています。