この冬にセルティックに移籍すると、すでに5ゴールを決めている前田大然。
チームを指揮するのは、横浜F・マリノス時代から彼をよく知るアンジ・ポステコグルー監督だ。指揮官は『Open Goal』のポッドキャスト配信で前田をこう賞賛していたそう。
アンジ・ポステコグルー(セルティック監督)
「大然のキーポイントは彼の美点でもある。私は指導していたから彼を知っている。
私は彼がもたらすものを知っていたが、それはスプリントを繰り返す能力だ。彼はまさにエリートレベルにある。
日本にいた時から、彼のクローズダウン(相手に寄せる)能力を測定していた。彼はスプリントして、超高速で回復して、また行くことができる。
先週のリヴィングストン戦でトム・ロギッチへのパスを見たなら、彼は1000分の1秒の間に2人の選手を封じ込めていた。
相手DFたちも同じ選手が自分たちを封じたことに驚いていたと思う。
彼はそこが完全にエリートレベル。まだ適応中なので、彼が最高のプレーを見せるのはこれからさ。
彼の身体能力はエリートだ。それは試合において重要な部分である。
前線でふらふらしてゴールを決めるだけではダメさ。今(のサッカー界で)はそのために働かなくてはいけない」
ポステコグルー監督は、前田の絶え間ないスプリントとプレッシングというオフザボールでの能力を高く評価しているようだ。
【動画】エリートレベル!前田大然、セルティックでも評価される「鬼プレス」シーン
元スコットランド代表監督クレイグ・レヴェイン氏も『BBC』で「前田はプレッシングのいいトリガー役になっている」とその貢献ぶりを評価している。