――厳しかった予選を振り返って。

最初にオマーン戦で負けてしまって、サウジ(アラビア)戦は出場停止でスタンドから見てて悔しい思いをしました。

そこから全部勝つしかない状況になってみんなが一丸となって戦えてたと思います。(そこから)自分もゴールに絡めてたので良かったかなと。

――最終予選を通して気持ちが変わった部分は?

まあやっぱりワールドカップに出たいっていうのはありますし、そのためにまず予選を勝たなきゃいけないのでそこに集中してました。

――伊東選手、田中碧選手、三笘選手、予選を経験したことない若手がチームを活性化させた。

自分は若くないですけど(笑)。そうですね、碧や薫のような若い選手たちと自分も同じ気持ちでやってました。(予選は)初めてなので。

まあ良いプレーができたんじゃないかなと(笑)。

――ウィングという非常に負荷の高いポジションでフル出場。

攻守の切り替えとか攻守に走るっていうところは、自分の特徴であり持ち味だと思うので。

例えばボールが受けられなくても攻守の切り替えだったりで相手にプレッシャーをかけられればいい。90分間それをやり続けようと思っています。

それが出せた試合は何度かあったかなと思います。

――プレッシャーかけながらでも90分出るというこだわりはある?

こだわりはないですけど(選手は)みんな90分プレーしたい。自分のチームでも今90分ほとんど出てて、90分やれる体力はあると思ってます。

監督が代えないで使ってくれるっていうことは信頼してもらえてる。そこでサボって走らなかったらダメだと思うんで、そういうところは最後まで走り切ろうと思ってます。

――ワールドカップに出場したらどんなプレーをしたい?

まあやっぱりゴールに絡む動きだったり、チャンスがあったらどんどん仕掛けていきたいと思っています。

ただ出場が決まってホッとしてるっていう気持ちが一番で、そこはまだ考えてないです。まだ出場が決まっただけで選ばれるとは決まってないんで。

みんなが切磋琢磨してやっていかなきゃいけないと思いますし、自チームに帰ってしっかり結果残すことが大事かなと思います。

【写真】「日本代表、人材難のCFで起用して欲しい7人の男」

――自分自身を含め本大会までの改善点を。

ワールドカップまで時間も少なくて合わせる時間もそんなにないと思う。

各々で成長するのが大事だと思いますし、個の成長をしっかりして少し集まった時にしっかり合わせていければいいかなと思います。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手