――ボールはある意味、大会の主役です。ワールドカップの公式試合球を担当する責任をどのように感じていますか?

今回でadidasがFIFAワールドカップのために公式試合球を作成して、14大会連続のボールとなります。 

FIFAとadidasの関係は50年以上前にさかのぼり、アディダスはFIFAワールドカップの公式パートナー、サプライヤー、ライセンシーとして、1970年以来、FIFAワールドカップの試合に公式試合球を提供してきました。

パートナーシップは2030年まで契約しており、adidasはスポーツ最大のグローバルステージであるFIFAワールドカップをカタール大会以降の2大会もサポートします。

そして今回、アル・リフラの売上の1%がアディダス グローバルチャリティーパートナー「Common Goal」の活動に寄付されます。

これは92年に及ぶFIFAワールドカップの歴史の中で、世界各地の人びとにポジティブなインパクトをもたらすための資金確保に直接貢献する初の公式試合球であり、adidasのブランド理念にしたがい、アマチュアコミュニティに有益な継続的変化を生み出す最新の取り組みとなります。

――カタール大会がどんな大会になることを期待しているか最後に教えてください。

カタールでのアル・リフラの発表は、世界中の都市で行われる一連のアクティベーションである“旅”の出発点になります。この旅は、世界的にも地域的にもサッカーを通じて社会の変化に真の影響を与える機会になることでしょう。

各都市で、私たちはサッカーコミュニティとチェンジメーカーに光を当て、彼らが誰であるか、性別、年齢、人種やナショナリズムに関係なく、すべての人がスポーツに公平に参加できるようにするという私たちの取り組みを紹介することを目指しています。

3月にカタールで開催された発表イベントを出発点として、ドバイ、東京、メキシコシティ、ニューヨークなどを含む世界各地の都市をまわります。

【関連記事】炎、富士山、日本刀!これが日本代表の歴代「W杯ユニフォーム」

『アル・リフラ』は、日本国内ではadidas社のライセンス契約に基づき、株式会社モルテンがadidasオンラインショップ、adidasアプリ、adidas直営店(限定店舗)にて先行発売中。

一般販売は全国の取扱店にて、4月14日10時より開始される。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい