ウェンブリーで行われたFAカップ準決勝、マンチェスター・シティ対リヴァプールの一戦。

キックオフ前には「ヒルズボロの悲劇」への黙祷が捧げられた。1989年4月15日のリヴァプール対ノッティンガム・フォレスト戦で起きた同事故では、英国スポーツ史上最悪となる96人が亡くなっている。

だが、一部シティサポーターからの妨害があったことで、マイケル・オリヴァー主審は黙祷を打ち切ることになった。

そうしたなか、シティは「リヴァプール関係者に心からお詫びする」と謝罪声明を発表。海外のファンたちも「クソ馬鹿」、「一生出禁にしろ」と酷評している。

リヴァプールが2-3で勝利した試合後、ユルゲン・クロップ監督は「シティが声明を出したと聞いてよかった。サッカーでは全てのライバル関係を一旦脇にどけるべき瞬間がある。シティファン全員ではないことは分かっている。彼らが周囲の人間から言葉をかけられていることを願う」とコメント。

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また、ジョゼップ・グアルディオラ監督も「こういう人間は我々を代表しているわけではない。クラブの声明を全面的に支持する」と述べた。

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