今季フランス・リーグアンを制覇したパリ・サンジェルマン。しかしその一方でまたチャンピオンズリーグではレアル・マドリー相手に逆転負けし、タイトルに届かなかった。

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パリ・サンジェルマンのホームであるパルク・デ・プランスでは、サポーターがときに応援を拒否したり、試合が終わる前に退場したりと抗議活動を行っている。

『Le Parisien』のインタビューで読者の質問に答えたヴェラッティは以下のように話し、一緒に戦うことが出来ていないと不満を述べたという。

マルコ・ヴェッラッティ

「本音を言えば? サッカーをする前は、ペスカーラのサポーターだった。リーグに勝ったことがないクラブだったが、負けても楽しかった。

サポーターの怒りは単に結果に関連しているものではないと思う。レアル・マドリーとのアウェイゲームはショッキングな体験だったが、シーズンの初めには大きな期待があった。

レオナルド(SD)とナースル(オーナー)がビッグプレーヤーを連れてきたと言われてきたが、我々が勝てないのは彼らのせいなのか?

口で言うのは簡単だ。サポーターは口笛を吹くことができるが、試合中は許可されていない。プレーしているとき、我々は皆一緒に戦っているはずだ。

まるでアウェイゲームを戦っているように感じることもある。理解するのが難しい。『サポーター』が必要なんだ。

怒りを伝える方法は他にもある。例えば対話だ。落ち着いて敬意が払われたものであれば、僕もそれをする準備がある。

ファンはシーズンチケットやアウェイゲームへの遠征でお金を使ってくれている。だから批判をする権利はあるが、一緒に成長したいのであれば、ゴミ箱に投げ捨てるようなことはするべきでない。

我々は、我々よりも素晴らしいレアル・マドリーというチームに負けただけだ。バイエルン・ミュンヘンのようにビジャレアルに負けたのであれば、スタジアムから出られなかっただろうと思う。

目標を達成するためには団結しなければならない。僕はパリ・サンジェルマンが世界で最高のクラブだと知っている。時間が必要だ」

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