ロベルト・バッジョ
1993年にバロンドールを受賞したイタリア代表FW。
世界最高峰のテクニックと創造性溢れるプレー、ポニーテールで見る者を魅了した「ファンタジスタ」。
1993年はFIFA最優秀選手賞とのダブル受賞を果たすなどサッカー界の頂点に君臨。ただ、翌年のワールドカップ決勝でPK失敗を味わうなど悲運のイメージも強い。
ユヴェントスからミランに移籍した1995-96シーズンにはユーヴェがCLで優勝。ユーヴェとミランでスクデットは獲得したが、ワールドカップとCLでは優勝に届かなかった。
ただ、インテルを去る2000年にはCL出場権をかけたパルマとの決戦で2ゴールを決める英雄的活躍。CL出場権を置き土産にチームを去るという伝説を残した。
後年、バッジョは「モラッティ会長は私を無条件に愛してくれた。パルマ戦での2ゴールは私からインテルへの最後の贈り物だった」と振り返っている。