カルロス・ロア

宗教:セブンスデー・アドベンチスト教会

90年代のアルゼンチン代表で16試合に出場した名ゴールキーパー。ラシン・クラブとラヌースで活躍した後、スペインにわたってマジョルカに所属した。1999年の夏にはUEFAカップウィナーズカップ決勝に進出することに成功したが、彼は突然30歳で現役引退を発表した。

その理由は、セブンスデー・アドベンチスト教会の信者であった彼が「2000年に世界が終末を迎える」という預言を信じていたからだ。もちろん世界は終わることなく、彼は1年後にマジョルカへと戻ってきたが、一方で選手としてのパフォーマンスが戻ることはなかった。また2002年には精巣ガンを患い4年にわたって治療を余儀なくされるという不運も…。

ヴィーガンであったため、愛称は「レタス」であった。