今夏のマーケットでマンチェスター・ユナイテッドとの契約が満了となり、古巣でもあるユヴェントスにフリー移籍したポール・ポグバ。
2016年にユヴェントスからユナイテッドへ移籍した際には9000万ポンド(およそ144.9億円)以上の額が支払われ、大きな話題を集めた。
しかしイングランド・プレミアリーグでは226試合に出場しながらも一貫性が欠けたプレーが多く、むしろ批判を受ける対象になっていた。
自分がサッカー選手として大ブレイクを果たしたクラブに戻ってきた彼は、加入記者会見で以下のように答えていたとのこと。
ポール・ポグバ
「シーズンごとに監督が変わるチームでプレーすることは難しいものだよ。
ときに怪我をしてしまったことは真実だ。それが大半の原因だね。監督、チーム、役割の変化、それらが僕の前に立ちはだかったんだ。
今は別のポール、別のポグバになった。今度は怪我があまりないことを願っているよ。
昨季よりもうまく戦うことができれば、気分も良くなる。自分の役割を果たしたいと思っている。
他にも興味を持ってくれたクラブはあった。しかしユヴェントスを選んだ時、それは正しい選択肢だと心が言っていた。
ユヴェントスのファンが送ってくれたメッセージはいつも素晴らしかった。その時はまだマンチェスター・ユナイテッドに集中していたけどね。
僕は昨年ここに戻ってくることを考え、それを実現させた。とても嬉しいよ。ファンのためにもね。
ユヴェントスはいつだってイタリアで最高のクラブだ。そしてこのチームが勝てないことは奇妙なものだ。ただ、それはいいことでもある。
スクデットを勝ち取ることが簡単だった時代はない。他のクラブもいるんだ。ユヴェントスは常にユヴェントスであり、勝つために戦いに臨むのだ」