――実際のアーセナルはどうでした?2006年といえば、チャンピオンズリーグで準優勝した頃です。

クラブハウスに入って、ピッチに出る時、芝の絨毯みたいに辺り一面芝のめちゃめちゃ綺麗なピッチが広大に広がっていて、すごい施設だなと。

もちろん選手は当時、(ティエリ・)アンリや(ロベール・)ピレス、アシュリー・コール、(セオ・)ウォルコットなど、すごい選手たちたくさんいて、「あ、ウイイレで使っている選手だ」みたいな感じでした(笑)。

ちょうどチャンピオンズリーグがある週だったので調整しながらという感じではあったんですけど、(エマニュエル・)アデバヨールと一緒にシュート練習をしたりもしました。

世界のトップの技術や、私生活というかピッチ外の姿がいろいろ見られて、刺激になりましたし「こういう世界もあるんだな」というのが高校時代なんで余計にいろいろ感じましたね。

――一番衝撃を受けた選手は誰ですか?

もちろんみんなすごいですよ。みんなすごいですけど、僕が一番ビックリしたのは(ロビン・)ファン・ペルシーですね。

ファン・ペルシーの左足のタッチの柔らかさは、何だろう、本当に漫画だったら目ん玉が飛び出てましたね。すごかったです。びっくりしました。

あと、(イェンス・)レーマンのキーパー練習の時のキャッチングの上手さも印象に残っています。もう手に吸い付いているような感覚だったりは「これはすごいな」と見ていました。

インタビュー前編となる動画では他にも、今季の横浜FCやグルノーブル加入の経緯、高校2年でもらったまさかのオファー、フランスサッカーの特徴や高卒での海外挑戦で必要なこと、さらにはグルノーブルで同僚だった若き日のオリヴィエ・ジルーの印象など、たっぷり聞いているのでそちらもぜひ!(※インタビュー後編の記事はこちら↓)

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