ナイジェリアは大会初戦のアルゼンチン戦で、見づらい白のネームナンバーを使用しています。
日光が当たってしまうと蛍光の緑に白のネームナンバーは判別が難しく、主審は大変だったかと思います。そして相手の背番号がよく見えないことは、アルゼンチンの選手にとっても一苦労だったに違いありません。
おそらくはこの視認性が問題になったのでしょう。次にホームキットを着用したグループステージ第3節イングランド戦では、ネームナンバーが黒に変更されていました。
これだと視認性に全く問題はありません。最初からこの色にすれば何の問題もなかったのですが。
ナイジェリアは94年大会、98年大会など過去のW杯も含めてホームキットは常に白のネームナンバーを使用。なので“いつもの色”だったわけですが、この2002年大会モデルはさすがに少々無理がありました。
結果的にナイジェリアはグループステージで敗退したため、日韓W杯でこのホームキットを着たのはアルゼンチン戦とイングランド戦の2試合のみに終わっています。
日本中を熱狂させた日韓ワールドカップからちょうど20周年。当時8か国が採用したNikeの独特なデザインのユニフォームを見ると、あの20年前の記憶が鮮明によみがえってきます。
そんなNikeユニのひとつであるナイジェリア2002モデルの“アルゼンチン戦仕様”。「Qoly × LFB Vintage」で入手可能です。