ヨハン・クライフ(オランダ代表)
オランダの“トータルフットボール”の体現者としてサッカー界に革命を起こしたレジェンド。
史上最も偉大な存在のひとりであり、選手としてだけでなく、常識にとらわれない発想を持つ監督としてもサッカー界に多大なる影響を与えた。
そんな彼が生涯唯一出場したW杯が1974年大会。
当時のオランダは革命的プレーでサッカー界を席巻。あのアーセン・ヴェンゲルも「全く新しいフットボールだった。今日のプレッシング、トランジション、素早いボール奪取は、1974年のオランダがすでにやっていたこと。戦術的にはるか先を行っていた」と語っている。
だが、決勝に西ドイツに2-1で敗れ、優勝には届かず…。
ちなみに、オランダは欧州のなかでは比較的野球が盛んで、クライフもサッカーに専念するまでは野球もプレーしていた。2016年に68歳で死去。