FIFAワールドカップ・ラウンド16のポルトガル代表対スペイン代表の試合でゴールを決めたペペ。

すでに40歳を目前にしているものの、未だ代表の中心として活躍。年齢を感じさせないようなエネルギーを見せつけている選手だ。

ただ、彼は実はポルトガル出身ではなく、もともとはブラジルで生まれた人物。今回はそんな「他の国に帰化してレジェンドになった」選手たちをご紹介する。

ペペ

もともとの国籍:ブラジル

代表:ポルトガル

数多いブラジルからポルトガルへの帰化組のなかでも、その実績はピカイチだ。18歳のころにポルトガルへ渡り、クリスティアーノ・ロナウドの出身地でもあるマデイラ島のマリティモと契約。2006年にはブラジルのドゥンガ監督(当時)から連絡を受けたものの、すでにそのころには帰化を志していたため辞退していた。

そして2007年8月にポルトガルの市民権を獲得。それから15年以上にわたって代表の中心選手として活躍し、EURO2016の優勝メンバーにもなった。