アルゼンチンの優勝で幕を閉じた2022年のFIFAワールドカップ。
リオネル・メッシが悲願の世界制覇を成し遂げた一方、長年のライバルだったクリスティアーノ・ロナウドは準々決勝で涙を呑んだ。
かつてレアル・マドリーでロナウドを指導したカルロ・アンチェロッティ監督は、『Radio Anch'io Sport』でこう話していたそう。
「(メッシとロナウドの)決闘は2人にモチベーションを与えていた。
彼らはサッカー界の主役として、素晴らしいプレーを見せ、数多くのゴールを決めてきた。
メッシはW杯(優勝)でそのキャリアを締めくくる。ロナウドは違う形で終えるが、それでも並外れているよ。
特にマドリッドでは、ロナウドはファンの心に永遠に刻まれる。
今後がどうなるかは分からないが、まだ彼には最高レベルで闘う意志がある。
その意味で、アラブ諸国が彼にふさわしいとは思えない」
マンチェスター・ユナイテッドを退団したロナウドは現在無所属。
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200億円以上の年俸でサウジアラビアのアル・ナスルに移籍するという話がある。ただ、アンチェロッティ監督は、最高レベルでプレーしたいはずのロナウドには適していないはずと指摘していたようだ。