J2リーグに降格したジュビロ磐田は、「スポーツ仲裁裁判所への申立が棄却された」と公式発表した。

これは今年ジュビロ磐田が言い渡されていた補強禁止処分に関するもの。

昨年1月にジュビロ磐田が獲得したコロンビア人FWファビアン・ゴンサレスが、加入前にタイのクラブと契約を結んでいたことが判明。

タイのクラブ側からの訴えによって調査を行った結果、FIFAはジュビロ磐田側とファビアン・ゴンサレスに違反があったと結論付けた。

ファビアン・ゴンサレスはタイのクラブとの契約を正当な理由なく一方的に破棄したとして、そしてジュビロ磐田はそれを誘引する影響力を発揮したとされる。

それによってFIFAはファビアン・ゴンサレスに罰金処分と出場停止処分、ジュビロ磐田に罰金処分と補強禁止処分を言い渡した。

それに対し、ジュビロ磐田は判断を不服として10月にスポーツ仲裁裁判所へと上訴。処分の撤回を求めて争う姿勢を示していた。

しかし今回の発表によれば、スポーツ仲裁裁判所はその上訴を棄却したことをジュビロ磐田に通知したとのこと。

これによってジュビロ磐田に対する補強禁止処分が確定。今後2度の選手登録期間(2023年に行われる2回の移籍マーケット)で新戦力の登録が禁止される。

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トップチームのみではなくユースや年代別のカテゴリーにも適応されるため、スクールなどの活動にも大きな影響を及ぼすことになる。

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