ミーノ・ライオラ
没年月日:4月30日
サッカー界で指折りの敏腕代理人として知られたミーノ・ライオラ氏。イタリア出身ながらオランダで育ち、英語やドイツ語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語まで操るという言語能力を生かして数々の名選手をマネージメントしてきた。強引な交渉術から金の亡者とも言われたものの、実際自分のオフィスと自宅はモナコの小さなアパートであり、個人的な贅沢は嫌っていたという。
今年1月にミラノの病院へ入院した際には定期検査だと伝えられたものの、その後体調の急変が伝えられた。一時はメディアがフライングで訃報を流して否定されるという事件があったが、実際にその2日後に死去が確認された。享年54歳。