マンチェスター・シティはプレミアリーグからファイナンシャルルール違反で告発された。

4年もの調査によって100以上の規則違反で告発されることになり、罰金や勝点剥奪、リーグからの除名まで様々な処分を科される可能性もある。

『Sky Sports』によれば、他のプレミアリーグのクラブたちは、もしルール違反が確定した場合にはシティのリーグ追放を望んでいるという。

シティに対する行動に出るように強く迫っていたのは、マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプール、アーセナル、チェルシー、トッテナムの“ビッグ6”だったとも(シティを含めて6チーム)。

これまでのタイトルを遡及的に剥奪しても意味はなく、罰金もあまり効果がないため、リーグ除名という最も重い処分を望んでいるとか。

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なお、『The Lawyer』によれば、シティはプレミアリーグに残るために、超辣腕弁護士として知られるデイヴィッド・パニック氏を再び雇ったという。

同氏は英国の世代最高弁護士のひとりとされており、シティは2020年にUEFAからCL追放処分を受けた際などにもその手腕に頼ってきた。

その弁護料は非常に高額で、1時間あたり5000~1万ポンド(78~157万円)。フルタイムで裁判に臨む場合は、1日8万ポンド〈1263万円)、週40万ポンド(6319万円)ほどの費用がかかる。これは、シティの最高給取りであるケヴィン・デブライネの給与に匹敵する金額だ。

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