今年で31歳になったブラジル代表ネイマール。

バルセロナでは、リオネル・メッシ、ルイス・スアレスとともにMSNとして大暴れしていたが、2017年にPSGへの電撃移籍を決断した。

かつての盟友であるスアレスは『Placar』でネイマールについて語っている。

「(MSNはなぜうまくいったのか)

いろいろな要因があると思う。

まず、バルセロナから興味を持たれたとき、ネイマールやメッシがいるのに、自分はどこでプレーするんだろう、と思うものさ。でも、チームは9番を必要としていた。

自分はネイマールとPKキッカーを争うために来たわけではないし、メッシとフリーキッカーを争うためでもなかった。

リヴァプールでは、スティーヴン・ジェラードがPKを蹴っていた。自分はその年のゴールデンブーツを受賞したが、PKを蹴ったのはジェラードだった。

僕はみんなをリスペクトしていたし、みんなも僕が勝利に貢献するためにやってきたことを分かっていた。

(バルサで)初めてプレーしたとき、自分は9番でトップスコアラーなのに、ボックス内に入るとネイマール、メッシ、チャビ、あるいは誰を探しているとウルグアイで批判されたのを覚えている。

『ルイス、君はいつもゴールを決めていたじゃないか、いつも蹴っていたじゃないか』と言われたけれど、他の場面ではネイマールやメッシが僕を見てボールを渡してくれた。

嫉妬は全くなかった、3人ともね。ピッチ外では一緒にマテ茶を飲むとき、ネイマールは飲まなかったけれど、3人で色んな話をしたよ。

離れているときは、違う生活をしていた?そうだね。でも、一緒にいるときは、ネイマールが誕生日に招待してくれたり、僕らの家に来てくれたりした。

彼は僕らの生活がどんなものかを知っていた。ただ、僕らは彼の生活を知らなかったので、彼が何か悪いことをしているのを見たら、彼にそれを伝えていた。ネイマールは若いけれど、経験豊富な人の話を聞くのが好きだったよ。

2016年に自分がクリスティアーノ・ロナウドとゴールデンシューを争っていた時、彼らは僕が勝ちとるのを助けてくれた。

PKを蹴らせてくれたり、パスをくれたりしたので、より多くのゴールを決めることができたんだ。ずっと感謝しているよ。

僕らにとって、メッシは世界最高であり、ネイマールは2番目に最高の選手だった。

でも、彼らが僕がゴールデンブーツを受賞することを助けてくれた。いつも感謝している。

3人のスターが個人ではなく、チームのために勝つことを目的に同じチームでプレーできるとより証明されたのさ。そして、それが僕らをより良くし、良いチームメイトにしてくれたのだと思う」