プレミアリーグで首位に立つアーセナル。

消化試合数が1少ない2位シティとの勝点差は8となっており、2003–04シーズン以来の優勝を果たせるのか注目されている。

そうしたなか、『talkSPORT』は「アーセナルが19年も待ったリーグ優勝を成し遂げるために重要な役割を担っている意外なヒーローたち」として8選手を選出。冨安健洋もそのひとりに選ばれていた。

「冨安健洋

2021年の移籍期限最終日にボローニャから1600万ポンド(26億円)で獲得した日本人右サイドバックはアーセナルにすぐに馴染んだ。

ファンと評論家はそのフィジカルと守備力を賞賛した。だが、加入前にはSky Sportsのリポーターからその能力を見くびられてた。バーサタイルな冨安についておかしな分析をしていたのだ。

『取引に関わったエージェントから連絡があった。<冨安はプレミアリーグのほとんどクラブにオファーされた。彼はいい選手だが、問題は右サイドバックでもCBでもないということ。彼がアーセナルでどうやっていけるのか分からない>と。 彼にクラブを見つけようとしていたエージェントのひとりからだ。人々は彼をプレミアリーグのクラブに行かせようとしており、アーセナルに移籍することになった』。

当時、こう述べていたリポーターは、イアン・ライトから非難され、謝罪するように求められることになった。

ベン・ホワイトにポジションを奪われた冨安だが、重要な選手であり続けている。途中出場から試合を見届ける役割も多いが。

ただ、ELスポルティング戦で膝を負傷し、しばらくは離脱を余儀なくされる」

今季の冨安は全コンペティションで31試合に出場しているが、プレータイムは1200分ほど。膝の手術で今季はすでに終了してしまったが、確かな貢献を果たしたと評価されているようだ。

【関連】アーセナル「2010年代の最悪ワーストイレブン」

なお、彼以外の7人はマルティン・ウーデゴール、ベン・ホワイト、アーロン・ランズデイル、グラニット・ジャカ、ガブリエウ・マルチネッリ、ウィリアン・サリバ、オレクサンドル・ジンチェンコ。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手