ジョエル・マティプ
ジョエル・マティプはユルゲン・クロップ監督率いるチームで過小評価されてきた選手の1人だ。怪我が多い選手であるとはいえ、最終ラインからボールを運ぶことができ、全体を前進させられる。
昨季はそのような大きな怪我もなく43試合に出場したこともあり、最高のシーズンであった。ところが逆に今季は最悪のシーズンに近い。調子は悪く、自信に欠けており、ボールがペナルティエリアに近づくたびにパニックを起こしているようだ。
若かった彼もすでに32歳となっている。これが一時的なものであるのかどうか、リヴァプールの強化部はその状態を注視しているはずだ。契約は2024年までとなっており、売るならば今年の夏か来年の1月しか移籍金を得られない。