アデル・ターラブ
RCランスからトッテナムに来た際、10代のアデル・ターラブについてハリー・レドナップ監督はこう言っていた。「彼がここに来たとき、『NEXTジダンだ』と呼んだんだ。彼は天才だったし、その能力を持っている」と。ジャーメイン・ジーナスも「16歳くらいだったが、僕は『ああ、ここにジダンが来た!信じられないことになるよ』と思ったんだ」と語っていた。
ターラブ自身は「そうなることを望んでいるが、それは代理人の意見だ。そのレベルに到達したいと思っているだけだよ」と答えていたが、残念ながらそれは叶わなかった。
圧倒的なテクニックとワガママさ、トラブルメーカーぶりでなかなか成功できず、後に加入したベンフィカでボランチにコンバートされた。それがうまくハマり、30代でようやく落ち着いたいい選手に変貌した。