アントニ・ル・タレック
ジェラール・ウリエがリヴァプールに連れてきた「NEXTジダン」はシェルーだけではない。そして2001年のU-17ワールドカップで主役になったのはメグニだけではない。アントニ・ル・タレックはいとこのフロラン・シナマ=ポンゴルとともにル・アーヴルからイングランドへやってきた。
彼らはル・アーヴルに2年間貸し出されてからリヴァプールにやってきたが、非常にテクニカルなアタッカーであったル・タレックの才能はイングランドに全く馴染まなかった。32試合でわずか1得点に終わり、サンテティエンヌ、サンダーランド、ソショー、ル・マンでのローン移籍でもインパクトはなかった。
フランスリーグでもあまりパッとしなかった彼はその後ギリシャとルーマニアでプレーし、2019年にアマチュアのアヌシーと契約。そして2年後に現役引退し、アヌシーでU-17年代を指導している。