レアンドロ(1985年生まれ)
主に活躍したJリーグクラブ:ヴィッセル神戸
Jリーグでレアンドロといえば、多くのサポーターはこの男の顔が浮かぶだろう。2005年に大宮アルディージャに移籍する形で初来日を果たすも、このシーズンは5試合1得点と鳴かず飛ばずの成績だった。
だが翌06年シーズンのモンテディオ山形で伝説が始まった。圧倒的なスピード、相手を置き去りにするキレ、相手DFラインを惑わすオフザボールの動きに、圧倒的な決定力でリーグ戦40試合23得点と大暴れした。その後はヴィッセル神戸、G大阪、柏で出場すれば多くの相手サポーターを恐怖の底へ叩き落した。
G大阪では2009年にACL得点王を獲得し、神戸では2016年シーズンにJ1得点王に輝いた。神戸在籍時の2017年開幕清水エスパルス戦で左ひざ前十字靭帯損傷および外側半月板損傷と大ケガを負ってからトップパフォーマンスを保てなくなったが、記憶にも記録にも残る偉大なレアンドロであった。
他にもレアンドロでは唯一のアルゼンチン国籍のレアンドロ・デサバトらと数多くのレアンドロたちがJリーグで活躍した。今後も新たなレアンドロが誕生するか注目していきたい。