安部裕葵
所属クラブ:バルセロナB(スペイン3部)
海外での生活:5年目
今季の成績:0試合0ゴール/0分(チームの順位:3位)
日本の経済不況によって失われた20年を「ロスト・ジェネレーション」通称ロスジェネと呼ぶが、安部にとってこの4年間は完全に失われたものだった。
鹿島アントラーズで頭角を現し、世代別の日本代表でも活躍。五輪世代で臨んだ2019年コパ・アメリカにも出場し、その後の東京五輪へのメンバー入りやA代表入りは確実に手の届く範囲にあった。
しかし2019年、レアル・マドリーに奪われた久保建英の代わりとしてバルセロナが新たな日本人をピックアップ。それが悪夢…(といっていいだろう)の始まりだった。
最初のシーズンはBチームで出場していたが、その後は大きなケガもあり長期離脱。この2シーズン、公式戦での出場記録は全くない。