「様々な感情が去来する。7年前の自分がいたところを考えれば、欧州最高のチームと決勝戦で戦えるのはいいことさ。

“あの”ピッチでは恐れないこと、素早くフィニッシュすることを学んだ。試合に勝てば、食いものにありつけるし、その分より楽しめた。

人生の教訓もある。本物の教師は家にいる。自分は彼らの犠牲から学んだ。恐怖、必要なもの、幸福感とともに生きることを学ぶ。

俺たちは誰もが、心に恐れを抱いている。時にはそれを示したり、示さなかったりする。

俺が毎日働くのは、いま抱えている唯一の恐怖は身近な人達や母を失望させることだからだ。

その教訓のおかげで今の自分はここにいる。全ての出来事には理由がある。大変だが、それが教えてくれる。

なぜだか分からないが、ノスタルジーを感じることがあるんだ。

昨日、家で妻や母、兄妹たちと一緒にいたんだけど、どこかほかの場所に飛んでいって、会話が完全になくなったような感覚になることがあるだろう。そうなったんだ。

『あと2日だ。俺は決勝を戦う。当時ならすればありえない』、『どれほど長い旅だったか』って考えてた。

いまは近づいているし、自分でこう思う。『夢見ることはなんて美しいのか』ってね」

壮絶な生い立ちから這い上がったアビラは、「クルトワの研究?勉強なんて一切したことないよ」と笑っていたそう。

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