18日、UEFAヨーロッパリーグの準決勝2ndレグが行われ、セビージャが延長戦の末ユヴェントスに2-1で勝利。トータルスコア3-2で3年ぶりの決勝進出を果たした。

65分にドゥシャン・ヴラホヴィッチの先制点を許しながらその6分後、スソのゴラッソで追いつき、95分にエリク・ラメラが決勝点を決めてみせた。

セビージャと言えば、UEFAカップ時代を含め実に6度のヨーロッパリーグ優勝を誇る「ELの王」。決勝進出はこれで7度目だ。つまり、準優勝に終わったことは一度もなく、決勝へ進めば必ず頂点に輝いている。

現在のチームは、10番をつける元バルセロナのイヴァン・ラキティッチや、昨年のカタールワールドカップで大活躍したモロッコ代表のヤシン・ブヌ、ユセフ・エン=ネシリなどのタレントを擁している。しかし今季は開幕から不調にあえぎ、今年3月にホルヘ・サンパオリ監督が解任されていた。

後を受けたホセ・ルイス・メンディリバル監督のもとで立て直しに成功したのが現在の姿であり、4月以降の公式戦ではわずかに1敗(8勝3分1敗)。それまでの不振が嘘のような快進撃を見せている。