近年猛威を奮っていた新型コロナウイルスの位置付けが5類へと移行され、街に人々の賑わいが戻ってきた今日この頃。スタジアムでも入場制限が撤廃され、多くのサポーターの熱気が感じられるようになった。

そんな盛り上がりを見せる今夏に更なる熱気を与えそうなのが「フットボールの移籍市場」だ。

近年は中国のサッカーバブルが弾けた一方、MLSやサウジアラビアで活発なディールが目立つ。メキシコも「選手が出ていくリーグ」から「選手が来るリーグ」へと変わりつつある印象を受ける。

Jリーグでは先日、ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの退団が決定。寂しさは残るが、ACLでの外国籍選手枠が増えることもあり、更なる大物・優秀な外国籍選手の加入に期待がかかる。

そんな夏にJリーグにやって来そうな外国籍選手達。今回は「J1クラブ編」「J2〜J3クラブ編」の2つに分けて紹介したい。

今回はJ1クラブ編。熟考の末に選び抜いた総勢10名、ぜひご覧ください。

ルシアーノ・ビエット

Luciano Darío Vietto

国籍:アルゼンチン
ポジション:FW
年齢:29歳
所属:アル・ヒラル(KSA)

ボールを引き出す動きに長け、多くの得点シーンを演出する10番タイプのストライカー。

かつてはスペイン1部リーグのビジャレアルやアトレティコ・マドリーなどで活躍。身長は174cmと小柄ながら、相手に掴みにくい動きをもって前線でタメを作り、攻撃に彩を与える。セットプレーのキッカーとしても優秀なほか、単なる司令塔タイプではなく、得点能力も高い。

2021年から加入したアル・ヒラルではここ2シーズン、10番を背負いプレー。今季は主に1トップやトップ下として19試合に出場し3ゴールを挙げた。ポゼッション戦術を採用するヒラルではMFサルマン・アル=ファラジやモハメド・カヌらと良い連携を見せていたが、外国籍枠が国内リーグよりも限られた今季のACL決勝や、3トップを採用した試合では決定力で分がある元ナイジェリア代表FWオディオン・イガロの後塵を拝した。

アル・ヒラルは今オフに大物外国籍選手の獲得に動いており、今シーズン限りで契約が満了するビエットの退団は確実。既に古巣のビジャレアルCFを含めた世界各国のクラブから関心を集めているとされる。

現時点でJリーグ入りの噂はないが、攻撃の質を高める最高級クラスの助っ人としてビッグクラブがリストアップしている可能性は十分ありうる。推定年俸は3億~5億円。今夏の移籍市場における注目選手の一人だ。

【Jに来るかも知れない度】★★

【Jで活躍するかもしれない度】★★★★★