『Sky』などで解説者として人気を博している元イングランド代表DFギャリー・ネヴィルは、サウジアラビアとの取引を行っている選手やクラブを調査するよう要求した。

今年1月にクリスティアーノ・ロナウドがアル・ナスルに移籍して以来、欧州のサッカー界で存在感を発揮しているサウジアラビア。

彼に続くようにカリム・ベンゼマが年300億円という巨額の給与でアル・イティハドへ移籍し、さらにエンゴロ・カンテもそれに続いて同クラブへと加入している。

さらにウォルヴァーハンプトンに所属しているポルトガル代表MFルーベン・ネヴェスも4700万ポンド(およそ84.2億円)の移籍金でアル・ヒラルに売却される寸前になっているという。

また、サウジアラビアの公共投資基金はニューカッスル・ユナイテッドのオーナーグループであるほか、チェルシーの大株主クレアレイク・キャピタルに数十億ポンドを提供した投資家でもあるため、カリドゥ・クリバリ、ハキム・ジヤシュ、ロメル・ルカク、エドゥアール・メンディ、カラム・ハドソン・オドイ、ピエール・エメリク・オーバメヤングの獲得にも動いていると言われる。

そのように欧州サッカーをかき回す存在となっているサウジアラビアの動きに対し、今回ギャリー・ネヴィル氏が自身のInstagramで以下のように投稿していた。

ギャリー・ネヴィル

「プレミアリーグには、サウジアラビアとの取引を調査するチャンスがある!!!!

これらのことを根本から阻止することができるスピード感を備えたレギュレーションを早急に導入してくれ!

正しくないように見えるものは、おそらく正しくないものだ!

一刻も早く独立することが必要だ。我々のゲームのガバナンスはめちゃくちゃにされている!」

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サウジアラビアが行っている巨額の取引について「何かがおかしい」と感じており、調査を行うように要求しているようだ。

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