ただ一方で『MARCA』は「バランスシートに問題はないため、ウンティティの状況とギュンドアンの登録とはそれほど関係がない」とも伝えており、このサラリーキャップとの整合については諸説あるようだ。
とはいえどちらにしても、チャビ・エルナンデス監督は彼のことを全く戦力に数えていない上、契約が2026年まで残っており、しかも給与額が高い。
ウンティティは昨年1月にフェラン・トーレスの登録枠を空けるために給与の10%削減要請を受託し、その代わりに期間を2026年夏まで延長していた。
しかしながら、今回バルセロナはその残った3年分の給与を放棄するかわりに、一定の契約解除金を支払いフリーでの移籍を認める方針であるとのこと。契約の中にも一定の手数料で退団できる条項が付随しているそうだが、それは2024年に活性化されるものであるようだ。
ウンティティは現在の年俸がグロス(税引前)で1200万ユーロ(およそ18.8億円)ほどであり、彼だけでかなりの削減を実現できるそう。
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ところが当然ながらウンティティ側は残った3年分の給与の放棄を拒否しており、金額を妥協する考えはいまのところ持っていないそうで、当事者間の合意を取るのは難しいようだ。