後半、トッテナムはスタメン11人全員を変更したが優勢は変わらず。積極的な“偽サイドバック”の立ち位置とハイプレッシングでウェストハムに息をさせない時間が続いた。

前半から決定機を外し続けていたトッテナムだが、68分にジオバニ・ロ・チェルソのボレーで1点を返すと、3分後にはCKからデスティニー・ウドジェ。

ウディネーゼから加わった20歳のイタリア人DFがスコアをイーブンに戻した。

試合はその後、78分にカウンターからジャンルカ・スカマッカのゴールで勝ち越したウェストハムが3-2で勝利している。

『Optus Sport』によれば、トッテナムはこの試合でシュート28本を記録。シュート4本で3得点のウェストハムに敗れはしたものの、全体を通してポステコグルー監督らしさを存分に発揮した初陣となった。

なお、デイヴィッド・モイーズ監督率いるウェストハムはこれがプレシーズン3試合目。15日のパース・グローリー戦(6-2勝利)から中2日ということもあり選手の入れ替えが目立った。

また相手のトッテナムが今季初戦ということで90分を通して特に「対策」は見せず、プレシーズンの1試合として戦っていた。プレミアリーグでの対戦時はおそらくまた違った姿を見せるはずだ。

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トッテナムの次戦は23日(日)。ウェストハム戦を行ったオーストラリア・パースからタイ・バンコクへ移動し、マディソンの古巣レスターと対戦する。日本時間19時キックオフのこの試合もDAZNで配信予定。

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