今回のデザインは1990年代のアウェイユニフォームにインスピレーションを得たというが、特定のシーズンには言及していない。

イメージとしての90年代ということなのだろうが、最も近いのは画像のクリスティアン・ヴィエリが着た94-95モデルかもしれない。デザインは異なるが、大きめの襟や太めのストライプなどに共通点がある。

クラブカラーはブラック、オレンジ、グリーン。だが、22-23シーズン以降のアウェイユニはブラック抜きでデザインされ、この点については一部ファンから不満の声が上がっている。

【関連記事】ヴェネツィアに華麗で優雅な23-24新ユニ登場!もはや「スポーツウェアの領域外」

近年のヴェネツィアのユニフォームでは着用モデルを起用したビジュアルも楽しみの一つだが、今回はまさかの老紳士が登場。しかもこの方は“超大物”だ。

帽子を被ったこの老紳士はイタリア人実業家・作家のアリゴ・チプリアーニ氏。世界的に有名なヴェネツィアのバー/レストラン『HARRY'S BAR』(ハリーズ・バー)のオーナーでもある。

バーやカクテルに精通した方なら一度はその名を耳にしたことがあるかもしれない。かの有名な作家アーネスト・ヘミングウェイや喜劇王チャールズ・チャップリン、さらには英エリザベス女王など、これまでに数多くの著名人が訪れた歴史ある名店だ。

ヴェネツィアの運河で自らボートを運転。まるで映画のワンシーンのようなビジュアルだ。そしてユニフォームが違和感なく風景に溶け込んでいるのも驚嘆である。

この新アウェイユニフォームはクラブ公式オンラインストアにて、100ユーロ(約15,600円)で販売を開始している。

レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!

【厳選Qoly】サガン鳥栖MF長沼洋一「WBが嫌だった」から始まった武者修行…川井健太監督との出会い、苦節8年目での二桁ゴール(インタビュー)

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら