しかも、鈴木準弥(※7月にFC東京から完全移籍)、バスケス・バイロン(※7月に東京ヴェルディから完全移籍)、松井蓮之(※5月に川崎フロンターレから育成型期限付き移籍)、藤尾翔太(※3月にセレッソ大阪から育成型期限付き移籍)と、開幕後に獲得した選手が4名も現在スタメンに名を連ねている。

岡山戦では、2日前にサガン鳥栖から完全移籍したばかりの松本大輔もさっそく途中出場していた。

一方で、選手を出すほうも出しており、開幕スタメンだった高江麗央は7月にモンテディオ山形へ完全移籍。今週も、アカデミー出身の樋口堅がFC琉球へ期限付き移籍し、さらにカルロス・グティエレスがV・ファーレン長崎へ完全移籍を果たしている。

補強資金の後ろ盾があるのはもちろん大きいが、長く首位に立ちながら、選手を入れ替えつつチームの鮮度と競争力を保ち続けていることは今季町田の一つの特徴と言えるだろう。

そうしたなかで、岡山戦でキャプテンマークを巻いたエリキなど主力もしっかりと力を発揮。消化試合が1試合少ないながらも2位に6ポイント、3位に11ポイントの差をつけている。

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シーズンも3分の2が過ぎただけに、12日のホーム磐田戦は今季の成功につながる大事な一戦となりそうだ。試合は18時にキックオフされる。

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