5試合4得点の司令塔が岐阜時代の恩師を破る

風間宏矢

――チームが勝利を重ねている中、熊本戦を迎えます。熊本の印象などを教えてください。

もちろん僕もすごく尊敬している大木さん(FC岐阜時代の恩師)…。自分も指導してもらった大木さんのチームなので。

しっかり大木さんのチームだなという…。大木さんはどこで監督をやっても自分の色がしっかり出るので、大木さんのサッカーだなという印象。相手としてやるときには、本当にすごく嫌な相手だなと思っています。

――熊本はリーグ戦だと、4分7敗と勝てていない状況です。ただ天皇杯準決勝では神戸とPK戦の末勝ち上がった状況です。一発勝負で勝ち上がって結果を残してきた相手との対戦します。気持ちの上で気を付けていることはありますか。

もちろん天皇杯のベスト4はすごいことですし、羨ましいなとも思う。勝ったことは、とにかく素直にすごいなと思ったんですけど、神戸に勝ったからとか、相手は関係ないです。

ただそこの場にいれるということは、マグレでは絶対にいけない。ちゃんと力があるチーム。いまの順位が低かったり、後半戦であんまり勝っていないチームというだけで、歯車が合えば絶対力があるチーム。

そういった意味ではあまり特別なものはないですね。絶対やりにくい相手という印象しかないです。

――いまの熊本はかなりボールを持つところがあるため、ジェフとしては組みやすいと思います。

やってみないと、こればっかりは分からない。そんなにこの相手だからやりやすそうという相手も正直いない。

ただボールをしっかりと持ってくるチーム、自分達が主体となって仕掛けてくるチーム。そこを好きにやらしてしまうと、クオリティーのあるチームなので、そこを簡単にやらせない。

逆に自分たちがそれ以上のクオリティーを出せるようにしなきゃいけないなと思っています。

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