チーム名に1848と付くボーフムだが、これはサッカーチームではなく母体となったスポーツクラブの創設年。だがそのスポーツクラブが正式に設立されたのは、1849年2月18日のことだ。
“1848”はスポーツクラブ創設の計画がスタートした年を示すもので、1848年7月の地元新聞に創設を呼びかける記事が掲載されたことに端を発するようだ。そして翌年2月にスポーツクラブが誕生となる。
その後、1938年に複数のスポーツクラブが合併して現在の総合スポーツクラブ「VfLボーフム1848」が誕生。11年後の1949年にフットボール部門が独立し、サッカーファンがよく知る現在のボーフムが活動を始めている。
いくつもの数字が飛び交うため第三者的には少々ややこしい話であるが、とにかくクラブ側では創設呼びかけの新聞記事が掲載された1848年が出発点という認識のようで、2023年に175周年記念ユニフォーム製作となった。
そんな175周年記念モデルのデザインにはホームタウンの地図を描き、地域とのつながりを強調。シャツ前面のハートマークは、1911年に開場し112年の歴史を誇るホームスタジアム「ルーアシュタディオン」の位置を示している。
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この175周年記念ユニフォームは、9日に記念イベントの一環で行われたレジェンドマッチでデビュー。
今季のブンデスリーガでは、代表ウィーク明けの16日にホームで行われる第4節フランクフルト戦で着用予定となっている。
今では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!