新加入のジュード・ベリンガムが大暴れしているレアル・マドリー。その一方で38歳のルカ・モドリッチは出場機会が激減している。
今季はリーガ6試合、CL2試合で合計312分ほどしかプレーしていない。出場なしだったラス・パルマスとジローナ戦ではウォーミングアップすらしなかった。
レアルで最もプレータイムが多いのは、DFアントニオ・リュディガーで850分(計10試合)。モドリッチが得ているプレータイムは下から7番目。
4日に行われたCLナポリ戦でもモドリッチは後半20分からの途中出場だった。
試合後、カルロ・アンチェロッティ監督は「経験豊富な彼は試合をコントロールしてくれる。30分ほどハイレベルでプレーした。彼は貢献できる。プレーしておらず、ちょっと怒っている選手にはそれを求める。ルカは素晴らしかったよ」とコメント。
指揮官もモドリッチが怒っていることを認めているが、『Cadena SER』はその理由を伝えている。
今夏、モドリッチはサウジアラビアから破格のオファーを受けていたが、6月末にレアルと1年契約を締結した。サウジからオファーを受けた際、アンチェロッティ監督はモドリッチに対して、レアルでの役割はこれまでと変わらないと約束していたという。
昨季のモドリッチはレアルで52試合プレー(3162分ほど)。だが、今季は出番が激減することになり、約束を反故にされたことに怒りを覚えているそう。
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このままなら1月の移籍市場で彼の去就が騒がれることにもなりそうだとか。