――岡田さんと言えば、来年4月からは「FC今治高校里山校」を作りますが、そこでも「主体性を育む」教育が期待されています。
弊社では「ティール型組織」とそれをいっていて、役職をとっぱらってプロジェクトごとに人が動く、主体的に働くということを目的にしています。
岡田さんも主体的に動くサッカー選手を育てるには16歳までの育成年代に叩き込まなければならない、と。自分から考えて意思を持って動くみたいなところがすごく共通点があります。
――東京と今治という地理的な遠さは気にならなかったのでしょうか?
NP後払いという提供サービス自体、地域を縛らずに提供しているサービスになります。その辺は愛媛だからと特に縛りはない状況です。現在は、愛媛に拠点を持っていますので、愛媛の地域としての縁もあってのお話にはなっています。
――一方で、ネットプロテクションズさんはスタジアムの命名権とかユニフォームの胸スポンサーとかではなく、ユース年代のスポンサードをしています。育成年代というとDAZNによる露出などもないわけですが、何故ユース年代なのでしょうか?
源流となる部分だからです。私たちの会社が「若い」、平均年齢が30歳ぐらいだといってももっと下の人たち、高校生や中学生がいます。
社内でも高校生とか中学生に対して中高生向け成長支援プログラム「THINK FLAT CAMP」という「自分は何ができる」「夢で終わらずにそれをどうしたらいいんだ」みたいなプログラムを一緒にやっています。
文化的にそういうところに意識の高い部分があります。
――実際に社内でFC今治をスポンサードするようになって評判はいかがでしょうか?
社員がサッカーに関心を持つようになりました。
また愛媛にも拠点があるので、スポンサーをしたことでより地域貢献の視点も踏まえて四国でのビジネスを検討しています。
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――ありがとうございました。FC今治さんとはスポンサードだけでなく一緒に試合当日のイベントを行っていますよね。次にそのイベントについてお聞かせください。(続く)