諦めない気持ちで勝負を制した

DAZNのフラッシュインタビューに登壇したこの試合2得点のヒーロー袴田は「この試合に試合にかけてきたので、本当に素直にすごくうれしいです」と胸を張った。

絶望的な状況であったが、イレブンはあきらめずに最後まで走り続けた。それだけに決勝弾は思いが込められていた。「ビハインドの状態でも誰一人諦めていなかったですし、必ず逆転できると全員信じていたので、僕も信じてゴール前に飛び込んでいたので、いいボールが来て気持ちで押し込むことができました」と振り返った。

原崎政人監督も「先制されて、追加点取られて苦しい展開でしたけど、これだけのサポーターもきてくれましたし、選手たちも最後まであきらめずに走ってくれた。ゲームの前に言いましたけど、我々は勝ち点3が必要で、どういう状況でも最後まで勝ちに行ったというのがすべてだと思います」とイレブンの奮闘を称えていた。

4連勝を飾ったが、残留圏内の20位山口との勝ち点差は4点差とまだまだ厳しい状況だ。袴田は「1試合、1試合僕たちは負けられないですし、絶対勝ち点3を全員で取りに行きたい」と言葉に力を込めた。

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J2残留を争う大宮は今月29日午後2時にホームで7位ヴァンフォーレ甲府と対戦する。

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