「誰もが戦力になれるという自信を持っている」(海津監督)

昨年からアルテリーヴォ和歌山を率いて2シーズン目となる海津英志監督は、2年連続で挑む地域サッカーチャンピオンズリーグに向けて以下のように話した。

――リーグ戦が終わってから全国社会人サッカー選手権大会(全社)、かごしま国体とハードスケジュールでしたが、この1ヶ月半ほどを振り返って?

リーグ優勝が決まってから、最後の地域サッカーチャンピオンズリーグでいい状態に持っていくために進めてきました。

ただ思いの外、全社での戦いがハードだったので、怪我人や疲労感が残る選手、体調不良の者もいます。今はとにかくコンディションを整えることを最優先にしていますね。

うちはフィールドプレーヤー21名、GK3名の計24名でやっていますが、出場機会がなかなか得られなかった選手が全社ではいい結果を出してくれました。

いまは全員が『いつでも全員が戦力になる』という自信を持っていますし、いつ出番が来てもいいという状態にあります。選手たちがこの一ヶ月半で自信をつけて、やることをしっかりやって、あとは思い切って挑むという雰囲気に持ってこられたのは良かったと思います。

――会場となる平和堂HATOスタジアムは新設の会場で、あまり情報がないと思いますが…。

実はリーグ戦が終わった時点で、スタジアムを見に行ったんです。中にも入れてもらって、いろいろ状況を見てきました。

この前に全社で戦った鳥栖(駅前不動産スタジアム)とは雰囲気が似ていました。陸上トラックの有無は違いますけどね。

いまさらうちの選手も会場どうこうでああだこうだ言うところもないですし、関西でのアドバンテージを活かして戦いたいと思います。

――最後にサポーターへ一言お願いします。

昨年度は悔しい思いをしましたし、それを経験した選手がチームにはたくさんいます。

JFL昇格に向けて、眼の前の一戦一戦をしっかり戦って、全員攻撃全員守備で一丸となって戦いたいです。

ご声援いただく皆さんにも力を貸してほしいですし、一緒に戦っていただければと思います。よろしくお願いします。

――ありがとうございました!楽しみにしています。