19日、ドイツ代表はベルリンでトルコとの国際親善試合を戦った。
この試合ではカイ・ハヴァーツが左サイドバックとして先発。アタッカーである彼をまさかのポジションで起用したことが話題になっている。
『RTL』によれば、ユリアン・ナーゲルスマン監督は「我々には相手の高さに応じた様々なフォーメーションがある。カイはそこでプレーするだけでなく、素晴らしいヘディングを持っている。ルロイ・サネ、ジャマール・ムシアラ(この日は欠場)もフィットすれば、3人のワールドクラスが揃う。結局は、2人よりも3人全員がピッチに立つ方がいい。彼は非常にいいオプションだし、クラシカルな左SBではない」と説明していたという。
サネと同時起用するため、そして、193cmという高さを活かすための起用法ということだろうか。
ドイツのレジェンドであるローター・マテウスも「驚いた。彼のポジションではない。とはいえ、様々な解釈ができる」と述べていた。
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そのハヴァーツは開始5分にフリーキックの流れから先制ゴールを叩き出すも、後半にはハンドでPKをとられている。そのPKが決勝点となり、ドイツは2-3で試合に敗れた。
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