日本代表として歴代3位となる126試合に出場した吉田麻也。189cmという日本人離れした高さを持つ“壁”として最終ラインを支えた。
TOKYOFMをキーステーションに放送中の「チャレンジ&カバー」で、コーナーキックでのマークについて聞かれるとこんな話をしていた。
「(CKでは)基本的にディフェンダー同士がマッチアップすることが多いんですよ。身長が同じくらいの選手につくことが多いので。
僕だと相手のセンターバックの一番大きい選手につくことが基本的には多いかなと思います。
マークを外すのがうまい選手は結構いるんですけど、僕が一番記憶に残っているのは…いまバーンリーの監督をしているヴィンセント・カンパニー(ヴァンサン・コンパニ)ですね。
元マンチェスター・シティのキャプテンでレジェンドなんですけど、まぁいい選手だったんですよ。ベルギー代表のキャプテンでもあって、シティでも長くキャプテンをやっていて。
ただ、怪我がものすごい多くて、稼働率がものすごく悪かったんですけど、出た時はピカイチで。
僕たぶんね、今までサッカーをやっていて、一番最初に生まれて初めてヘディングを上から叩きつけられて失点したのは、あの選手が初めてで。
しかも、完全に自分の間合いで入って、クリア(できる)と思ったら、その上からズドーン!って叩かれて入れられて…とんでもねぇ選手いるなって思ったのをすごく覚えています。
プレミアリーグにはそういうモンスターがたくさんいるので、今そこで頑張っている三笘と冨安は素晴らしいなと思います」
吉田が人生初の衝撃を受けたのは、かつてシティとベルギー代表で活躍したDFコンパニのヘディング。
【動画】伝説のモンスター選手!吉田が衝撃を受けたコンパニの爆弾ヘディング
彼は2017年のサウサンプトン戦でコーナーキックからゴールを奪ったが、マークについていた吉田の後ろからヘディングを叩き込んでいる。ちなみに、コンパニは193cmと吉田以上の身長がある。