『tipsbladet.dk』の記者は、ロマーノ氏の疑惑も指摘している。

ロマーノ氏の背後にある会社がデンマークのクラブを含む複数のクラブに宣伝広告を買うように持ちかけた文書を入手したという。クラブが金を払えば、ロマーノ氏は多くのフォロワーを抱えるSNS上でクラブと選手を宣伝するというものだとか。

「ファブリツィオ・ロマーノが崇拝されていることは知っている。ただ、彼は頻繁にエージェントの使い走りをしていて、そこから情報を仕入れている。コペンハーゲンに圧力をかけることは、背後にあるものへの利益になっているようだ。

バルダジの試合を夏まで追いかけるのはとても面白いだろう。はっきり言えば、彼は契約を延長するか、売却されるかだ。少なくともコペンハーゲンに言わせればね。なぜなら、契約満了まで1年を切る夏や冬になれば売却額は大幅に下落するからだ。ただ、ヤコブ・ネーストルプ監督がピッチ上に最高のチームを送り出していないとは信じたくない。

ロマーノの背後にある会社がクラブとパートナーシップを結ぼうとしているらしいことは多くを物語っている。だから、彼の言うことを鵜呑みにしてはいけない。なぜなら、商業的な意図を持って言っているかもしれないからだ。

これはジャーナリズムではない。クラブも代理人も最終的には宣伝費を払わなければならないビジネスであり、それは少なくともジャーナリズムでは意味をなさない。

このケースで忘れはいけないのは、ジャーナリズムのように見えるものが、実際には純粋な商業的利益によって動かされている可能性があるということだ」

ただ、バルダジのケースで報酬の支払いは確認されていないとのこと。

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同紙は、ロマーノ氏にコンタクトしたものの、インタビューに応じる構えはないようだ。

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