フランス3部リーグのFCヴェルサイユは、F1ドライバーのピエール・ガスリーが3人目の共同オーナーとして就任したと発表した。

アルピーヌからF1に参戦しているガスリーは28歳のフランス人。アルファタウリ時代には角田裕毅とチームメイトだったことでも知られる彼はこう語っている。

「子供の頃からサッカーに情熱を注いできたので、FCヴェルサイユの共同オーナーになれたことを誇りに思います。

2人の共同オーナーたちとともにこのクラブに投資することで、長期的な発展に貢献してハイレベルなスポーツの重要な価値観と旺盛な競争心をもたらし、チームの野望を可能な限りサポートできることを誇りに思います!これはとても美しい物語の始まり。ゴー、ヴェルサイユ!」

FCヴェルサイユは1989年に創設され、2021-22シーズンには国内カップ戦のクプ・ドゥ・フランスでベスト4と大躍進を見せたクラブ。

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『Le Parisien』によれば、ガスリーはカートに完全転向する前は出身地ルーアンで5歳~11歳までサッカーをしていたとか。また、PSGの熱烈なファンであり、オフにはパルク・デ・プランスでの試合によく駆けつけるため、キリアン・エムバペらとも仲良し。

FCヴェルサイユもパリにあり、本拠地として使っているスタッド・ジャン=ブーアンは、パルク・デ・プランスと通りを挟んで数メートルの距離に隣接している。

パルク・デ・プランス(左)とスタッド・ジャン=ブーアン(右)

ガスリーはサッカークラブに投資して、長年モータースポーツ界で得た知識を活かしたいと考えているとのこと。

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