ワールドカップ2次予選で北朝鮮に1-0で勝利した日本代表。試合後、トップ下で出場した南野拓実が囲み取材に応じた。
チームは開始早々に田中碧のゴールで先制したものの、その後は追加点を奪えず。後半には北朝鮮に押し込まれる時間帯も続いた。
「個人的なプレーは別に良くなかった」という南野も、「2点目を取れるチャンスがあったにもかかわらず取れなかったからこそ試合運びも難しくなってしまった」と先制した後の戦い方について課題と反省を口にした。
ただそれでも伊東純也、三笘薫といった攻撃の中心選手が不在の中で勝利できたことには手応えも感じている様子。
「このアジアの難しい対戦相手に対して今日勝てたということは一つの自信になりますし、代表チームでは選手が替わってもできることを常に示していかないといけない。そういう意味では良かった」と前を向いた。
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南野といえばカタールで開催されたアジアカップの準々決勝イラン戦に途中出場した後、「中0日」でフランス・リーグアンの試合に出場したことで話題に。その時の心境について記者から質問があった。
当時モナコのアディ・ヒュッター監督は「控えに攻撃的な選手があまりいなかった」と南野を起用した理由を答えていたが、自身は「メンタル的にあの時は正直なるべく早く試合をできるほうがいいと個人的には思ってました。チームの人と連絡をとって、『試合に出られる可能性がある、監督が俺を使う可能性があるんだったら帰りたい』という話し合いをして帰ることになりました」とその経緯を明かしている。